在留資格とは|種類やビザとの違いをわかりやすく解説!

在留資格とビザは違うものですか?
在留資格にはどんな種類がありますか?

在留資格とビザは別のものです。
在留資格には、就労内容や活動内容別に、
30以上の種類があります。
分かり易く説明するので、順番にみていきましょう。

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在留資格とは

在留資格とは、「外国人」が日本に「入国・在留」するために必要な資格(許可)のことです。

車を運転する為には「運転免許」という資格(許可)が必要なように、外国人が日本で勉強したり仕事をしたりする為には、在留資格という資格(許可)が必要になります。

後で説明しますが、世間一般では在留資格のことを「ビザ」と呼ぶことが多いですが、厳密には「ビザ」と「在留資格」は違うモノです。

在留資格の種類

上記で説明した在留資格は、「30以上」の種類があります。外国人が日本で行う活動(勉強する・働く・日本人と結婚するなど)によって、取得する在留資格は変わります。

それぞれの在留資格には、取得する為の条件が決められています。逆に言えば、どの在留資格の条件にも合わない外国人の方は、日本に来て働きたいと思っても日本で働くことはできません。

活動内容系の在留資格

外国人が日本で行う活動別の在留資格の種類です。同じ働くにしても、仕事の内容などによって外国人が取得する在留資格の種類が変わります。

2019年4月に新設された在留資格「特定技能」については、下記記事でわかりやすく解説しています。

在留資格該当する人の例
外交外国政府の大使や総領事など
公用外国政府の大使館や領事館の職員など
教授大学の教授など
芸術画家や作曲家など
宗教外国の宗教団体の宣教師など
報道外国の報道機関の記者やカメラマンなど
高度専門職ポイント制による高度人材
経営・管理会社の経営者や管理者
法律・会計業務弁護士や公認会計士など
医療医者・歯科医師・看護師
研究研究者
教育中学校や高校の語学教師など
技術・人文知識・国際業務技術者・通訳・デザイナーなど
企業内転勤外国の会社からの転勤者
介護介護福祉士
興行俳優・歌手・プロスポーツ選手など
技能コック・パイロットなど
技能実習技能実習生
文化活動日本文化の研究者など
短期滞在観光や会議参加者など
留学留学生
研修研修生
家族滞在在留外国人が扶養する配偶者・子供
特定活動外交官等の家事使用人、その他多数

身分系の在留資格

身分系の在留資格の種類です。

在留資格該当する人の例
永住者永住の許可を受けた者
日本人の配偶者等日本人の配偶者・子・特別養子
永住者の配偶者等永住者の配偶者など
定住者日系3世・中国在留邦人など

ビザ(査証)とは

ビザは別名「査証(さしょう)」と呼ばれます。ビザとは、外国人が日本に来る前に、母国にある「日本大使館や領事館」で取得するモノです。

外国人が日本に入国する為には、原則としてビザの取得が必要です。

ポイント

ビザには、①外国人が持っているパスポートが有効であることの確認②入国させても問題なしという「推薦」の役割りがあります。

ビザ(査証)の免除

旅行などの短期間の滞在を予定する外国人に関しては、国と国との間で相互にビザ(査証)を免除する取り決めを結ぶことがあります。日本も60以上の国・地域との間で査証免除の取り決めをしています。

在留資格とビザの違い

以下、在留資格(厳密には在留資格認定証明書)とビザの比較表です。

在留資格認定証明書ビザ
申請場所日本の入管母国にある日本大使館や領事館
申請者外国人本人や雇用企業の担当者外国人本人
役割り外国人が日本に在留する資格旅券の有効性の確認と入国の推薦
関係省庁法務省外務省
ポイント

ビザと在留資格は「別モノ」ですが、在留資格という呼び名よりもビザという呼び名が定着しています。その証拠に、プロである入管の職員も、外国人に対しては在留資格と言わずにビザという言葉を使う場面がよく見られます。(本当は違うものだと理解する程度で、日常的にはビザと呼んでも差し支えはないでしょう)

在留資格認定証明書

日本に入国を希望する外国人又は代理人(雇用先企業の人事担当者など)は、地方出入国在留管理局に申請書を提出することにより、事前に在留資格の認定を受けることができます。この認定を受けると「在留資格認定証明書」が発行されます。

「在留資格認定証明書」があると、ビザ(査証)の申請の際や、入国時の日本の空港での上陸審査の際に、審査がスムーズになります。

この在留資格認定証明書の交付申請時には、「在留資格の該当性」「基準適合性」などの面で審査が行われます。

在留カードとは

在留カードは、正規に日本に「中長期間」在留する外国人に交付されるカードです。旅行などで来日する外国人には交付されません。

在留カードには、氏名,生年月日,性別,国籍・地域,住居地,在留資格,在留期間,就労の可否などが記載されています。

まとめ

在留資格について種類やビザとの違いなどに焦点を当てて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

本記事を正しい理解にお役立ていただければ幸いです。

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